活動報告

若者憲法集会に参加

昨日、東京のめぐろパーシモンホールで開催された「若者憲法集会」に参加しました。
参加者は、1000人を超え、最後には渋谷の街をパレードしました。

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私は、全体会に参加しましたが、メインはイラクで支援活動をされている高遠菜穂子さんと弁護士の黒澤いつきさんのパネルディスカッションでした。

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それぞれ興味深い話ではありましたが、高遠さんのイラクの現状の話は、圧倒的な迫力と実際に体験したことのリアリティーにあふれた話で本当にいい話を聞くことができました。

今、イラクのテロが激しくなっていると報道されていますが、実際はもう半年前からひどくなりはじめており、いたるところで政府軍が撤退するような状況にもなっているそうです。
 しかし、この背景には、シーア派でるマリキ首相が、対立しているスンニ派を弾圧するような強権的な政策を掲げ、実際、法的な手続きなど全く関係なく、逮捕、監禁、拷問などが繰り返されている現状があり、多くの方が拷問で殺害されているとのことです。
そして、拷問により殺害された遺族が、自警団などを組織し、反政府活動をしているとのことでした。まさに、負の連鎖、憎しみの連鎖がこれらの内戦状態を生んでいるようです。

米軍が、空爆をするかどうかなどと報道されていますが、もともとこの状況を生み出したのはアメリカの無法なイラク攻撃があったことは言うまでもなく、空爆や武器による暴力でこれらを抑えることはもはや何の効果もないという状況にまで及んでいるようです。

高遠さんの話の中で、印象的だったのは、イラク人医師とアメリカ人医師の対話の話でした。アメリカの方は、支援活動として多くの方が医療支援にイラクに入っているようです。そんな活動のコーディネーターをしているのが高遠さんで、イラク人医師は高遠さんを介してアメリカ人医師と会話をするそうです。
イラク人医師は、これまでの医療活動の中で、何度も米兵に病院内に押し入られた経験を持っており、あるときには手術中に米兵に押し入られたこともあったようです。そういう経験をした医師が、アメリカ人医師とのあいさつで、「nice to meet you」といった時から2時間の会話をずっとひきつった顔で話をしていたそうです。そして最後に、アメリカ人にniceと言ったことに自己嫌悪を覚えていたことを話したそうです。

自分の国で国民に銃を向け殺害している米兵。米兵ではないが、同じアメリカ人に嫌悪感を抱いてしまう状況。
私は、実際のその感情を知ることはできませんが、本当に悲しいと感じました。
戦闘行為がもたらすものは、助かった方の心を大きく壊すものでもある。そんな思いで胸が痛くなりました。

また、高遠さんは日本が海外でどう見られているのかについても話がありました。以前から中東の方は、日本に友好的であるという話を聞いていましたが、高遠さんは日本のイメージについて現地の人は、日本は広島、長崎のひどい経験をしたにもかかわらず、努力して復興した国であり、軍隊を持たない国。平和な国であることが非常によく浸透しているとのことでした。
そのほかにも、中東の国々には、これまで建設関係や工業関係などで技術的な支援を多くしてきたこともあり、日本に対する見方は、本当に友好的だということでした。

今、集団的自衛権の行使容認が大きく取り上げられていることは、非常にもったいないという話でした。それだけのイメージをもたれて友好関係にあるにもかかわらず、いったん武器を持ちイラクなどに入ったら、これまでの日本に対する友好関係は崩れてしまうとのこと。さらに、友好的な感情を持たれているからこそできる支援はたくさんあるとも述べられていました。

先ほどのイラク人医師とアメリカ人医師の会話の話も高遠さんがいるから成立したとのことで、決して二人では話が進まないとのこと。
また、イラクの病院の院長からは、アメリカ人医師が医療支援に入りたいという話をしたら、病院内はいいが、一歩外に出たら安全という保障はできない。なぜ、もっと日本人の医師が来ないのかと返されたとの話もありました。

憲法9条の平和主義を掲げ、軍隊を持っていない国だからこそできる国際貢献の道がある。その実体験を示してくれたように思います。

私たちは、このような話から何を学ぶのでしょうか?
報道されている内容が現実とかけ離れていることをどうとらえるのか。負の(憎しみの)連鎖をどう断ち切るのか。平和な国だからこそできる国際貢献をどう考えるか。
そして、集団的自衛権の行使がこれから日本にどのような影響を与えるのか。

私たちが作るこれらからの社会を私たちは単なる今の延長と捉えていていいのか。今まで続いてきた日常は、多くの方の過去の努力の賜物であり、それを次に手渡すためには、今私たちがその努力を引き継がなければならないのではないか。
そんな気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

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大雨でがけ崩れ

昨日からの大雨で、横須賀にも大雨警報と強風注意報が出されています。

今日の午前1時過ぎにハイランド1丁目でがけ崩れがありました。私も近所の方から連絡があり、朝早くに現場に行き、その状況を確認してきました。

現場は、以前も崩れたことがあったため、市が簡易的にプルーシートをかけていたところでした。がけの上にある家の塀が、一緒に落ちてしまったため、その家の付近の方には避難勧告が出されました。

私が行ったときには、災害復旧のために協定を結んでいる土木関連の業者が三社来て対応してくれていました。
被害状況はまだ、はっきりしていませんでしたが、通行人が巻き込まれていなければいいのですが。

がけ地の多い横須賀ですから、このような災害がいつ起きてもおかしくない状況です。ここ数日の大雨で被害が増えないといいのですが。

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第2回定例会一般質問の発言通告を提出しました

だいぶ更新の間があいてしまいました。
ポスターが張り出されたおかげで、いろいろな方から声をかけられます。
新たな挑戦をしようとすると今まで以上にいろいろなことをすることになります。

第2回定例会が始まり、いつも通り議会での質問を作ろうと思ってもなかなか時間が取れず、焦ってばかり。まだまだ修行が足りませんね。もっと自分の時間を有効に使うように気を付けたいと思います。

それでも、何とか質問を作り上げて、今日発言通告を提出しました。

今回は、原子力空母の災害対策について、長坂に建設予定の新ごみ処理施設の建設計画について、田浦地域での大規模な開発計画について質問します。

6月10日が本会議ですが、今回の一般質問者が14人と多いため11日の予備日も使用することになりました。9日の議会運営委員会で質問の順番が決まりますので、ぜひ、傍聴にいらしてください。

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記者発表

今日の午後1時に来年のいっせい地方選挙の横須賀市議会、日本共産党の予定候補を横須賀市政記者クラブで発表しました。

ねぎしかずこ 市議4期

大村洋子  市議2期

井坂なおし  新人 38歳

井坂なおしさんは、私の義理の兄。
1975年、千葉県君津市生まれ。千葉県立君津商業高等学校卒業。
18才の時、鎌倉市の二階堂瓦店に就職。その後東京のアスカ工業に転職し、16年間瓦職人として働きました。
2009年に私の姉と結婚し、横須賀に転居してきました。
その後、関東港業に転職し、燻蒸作業に従事しました。
今年5月に日本共産党横須賀市議団事務局長に就任。
特技・資格は、瓦屋根工事技士(国家試験1級)、危険物乙四類、フォークリフト免許など。
趣味は草野球、読書。

県政に挑戦する私とバトンタッチして北下浦や西地域、ハイランド、岩戸、大矢部地域を中心に活動することになりました。

来年のいっせい地方選挙はみんなで頑張ります。
応援よろしくお願いいたします。

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一番右が 井坂なおし市議団事務局長です

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シンポジウム 「人口減対策に市民の声を」

午後、ヨコスカを良くする会の総会とシンポジウムに参加しました。

三笠ビル商店街協同組合理事長の小佐野圭三さん、追浜商盛会の織田俊美さん、市の政策推進部副部長の松田優一さんがパネリストとなり、それぞれの取り組みの紹介をしました。

その後会場からの発言があり、多くの意見が出ました。

出された意見の中では、市が子育て世代に選ばれるというのであれば、20代~40代の意見を聞いてほしいなどの意見がありました。
子育て世代の要求に誠実に答えていくことこそ、子育て世代に選ばれるまちになる。まさにその通りだと思います。

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日差しの強い中の宣伝

ここ最近、宣伝で外に出ることがたくさんでした。

5月14日は、平和行進が横須賀に入り、北久里浜駅から市役所前公園まで歩きました。そのあとYデッキで行われていた、秘密保護法反対、集団的自衛権の行使容認に反対する署名活動に参加しました。
15分間で、5人の方が署名をしてくれました。その方たちの話や様子を見ていると、集団的自衛権の行使容認へ動き出している安倍首相に対する危惧は、大変強いことを改めて感じました。

また、昨日はYデッキで14時~17時までの3時間、消費税増税に反対する宣伝行動を行いました。
シール投票を行いましたが、やっぱりもうこれ以上あげられては困るという方が非常に多かったように思います。

今、国政がどんどんひどい状況になっています。私たちの声を何らかの形で示さないと、このまま突き進んでいってしまうと思うといてもたってもいられません。

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シール投票の掲示板が3つありましたが、これはそのうちの一つ。まだ集計前のものですが、「もうムリ」というところにたくさんのシ-ルが貼ってありました。
ご協力いただいたみなさんありがとうございました。
 

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連休中の宣伝

ゴールデンウィークも今日で最後。過ぎてしまうとあっという間でした。

ゴールデンウィークは休みもしましたが、3、4日は街頭での宣伝を多くやりましたので、少し日焼けしました。
3日は憲法記念日でしたし、ジョージ・ワシントンの定期メンテナンスで出た放射性廃棄物を搬出する作業などもありました。

また、幸せ度№1の会の「中学校給食のアンケート」の宣伝行動にも参加しました。

訴える内容が多く、もっともっと広げなければと感じさせられました。

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米軍基地前での申し入れの時の写真。申し入れ文章を渡しているところは写真に撮らせてもらえませんでした。

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横須賀中央での宣伝。

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宣伝カーでの宣伝。

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5月1日メーデー

5月1日。今日はメーデーです。
午後に第85回メーデー横須賀三浦地区集会に参加し、来賓としてあいさつをさせていただきました。

安倍政権のもと、派遣法をより悪くし、従業員を解雇しやすくすることや、派遣労働者をますます増やすような改正は到底許すことができません。
私たちも青年お仕事実態調査を続けていますが、切実な声が寄せられます。
青年が安心して
働けて、安心して生活ができ、安心して子育てができるような社会にしたいものです。

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年度初めは…

4月27日は、いろいろな総会に出席しました。

午前中は、横須賀市の腎友会の総会、午後は、視覚障害者協会の総会、夜は地元の岩戸神輿保存会の総会と1日総会づくめでした。

年度初めですから、こういう機会が多いですね。

松永さんコメントありがとうございました。
おっしゃる通り、青の弁当箱は、新1年生になったカズのものです。最近はポケモンにはまってます。
妻が、夜勤を始めたので、朝いないときは娘のためにお弁当作っています。
最近のものをご紹介。

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いろいろ作ろうと思うんですが、だいたい中身が一緒になってしまいます。
もう少しレパートリーを増やしたいですね。

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重症心身障害児者施設『ライフゆう』の開所式

重症心身障害児者施設『ライフゆう』の開所式に参加しました。

関係者の方たち念願の施設がスタートします。ここまでご尽力されたみなさんに心からのお祝いを申し上げます。

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式典の開会あいさつをする社会福祉法人みなと舎の森下常務理事。

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