震災から10日。不安はいまだに・・・。
東北太平洋沖地震から10日が経ちました。津波による衝撃的な被害はいまだに鮮明に記憶に残っています。死者・行方不明者は2万人を超えているとのこと。被害の甚大さに改めて驚かされます。災害の状況として岩手・宮城・福島はテレビでも取り上げられるのですが、茨城・千葉の様子はあまり出ません。しかし、津波の被害にあった方は多く、いまだに避難している方がいます。
また、千葉県浦安市や東京江東区などでは埋め立て地が液状化現象を起こしており、新築の家屋ももう住めない状況になっているとのことでした。築地の移転先として候補の挙がっている辰巳も液状化で移転どころではないとのこと。本当にひどい被害です。
今状況を伝えている「しんぶん赤旗」の記事はこちらです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-03-21/2011032102_06_1.html
この震災で今なお注目の的になっているのが、福島第1原子力発電所です。原子炉は本当にいつになったら安定して冷却できるのでしょうか?
さて、原発について一般の新聞があまり報道していない問題として、福島第1原子力発電所の3号機は昨年9月からプルサーマル運転をしているとのことです。「しんぶん赤旗」では3月14日に報道しましたが、プルサーマル運転について私はインターネットのwikipedia(ウィキペディア)でも確認しました。ページは以下のところです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB
この内容を読んでもらえるとわかりますが、ウランが核分裂を起こした後に生成されるプルトニウムを燃料として発電をしているプルサーマル運転は世界でも積極的に推進しているのは、フランスのみとなっています。技術的にも多くの課題が存在するとのこと。
また、プルトニウムはその毒性とともに少ない量で放射線障害を生じるといわれているとのこと。プルトニウムについては以下のページ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
このように福島第1原子力発電所の今回の事故は、本当にいくつもの危険をはらんでいます。何とか最悪の事態にならないよう関係者の最大限の努力を期待するものです。
| 固定リンク
「活動報告」カテゴリの記事
- 若者憲法集会に参加(2014.06.23)
- 大雨でがけ崩れ(2014.06.07)
- 第2回定例会一般質問の発言通告を提出しました(2014.06.05)
- 記者発表(2014.05.26)
- シンポジウム 「人口減対策に市民の声を」(2014.05.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント